
「モクシー・ホテル」は、楽しさを追い求める次世代の旅行者に向け、体験的な滞在を提供する、世界最大のホテルチェーン「マリオット・インターナショナル」が手がけるホテルブランドだ。
2014年9月に、ブランド最初のホテル「モクシー・ミラノ」をオープンし、現在は、ニューオリンズ、ベルリン、フランクフルト、ウィーンなど9つのホテルを運営。エネルギッシュでモダンな、遊び心あふれたリーズナブルなホテルライフを提案している。
同ブランドでは、次世代の旅行者はより多くの時間を公共のスペースで過ごす傾向があることを受け、共有スペースはお客様の活動の中心となるように設計。例えば、リビングルームは、社交の場にもなる活気あるラウンジ、セルフサービスでテイクアウトできる飲食サービス(24時間年中無休)、豊富な充電用コンセントなどを備え、人々が集う場所としての工夫を施している。スマートにデザインされた客室はキーレスで出入りが可能。インターネットテレビやモーションセンサーライトを設置。エレベータースタイルのフォトブースでは、セルフィーを撮影するのも楽しい。
その「モクシー・ホテル」が日本初進出。時期を置かずして、東京、大阪にオープンする。「モクシー東京錦糸町」は、現代的で機能的な粋なデザイン。オフィスビルを改造して205室の客室を備える。「モクシー大阪本町」は、155の客室にはハイテクを駆使した居心地のよい寝室を配する。
スタイリッシュなデザインとリーズナブルな価格サービスを組み合わせた、快適なホテルライフを提供する。東京、大阪のホテルシーンが、さらにエキサイティングになりそうだ。https://www.vogue.co.jp/lifestyle/news/2017-06/16/moxyhotels 引用
マリオットブランドの『モクシー大阪本町』2017年11月1日にグランドオープンしました。ホテルのコンセプトは「遊び心あふれたリーズナブルなホテルライフ」という日本初上陸のモクシーホテルへオープン当日に宿泊してきました。
Contents
モクシーホテル大阪本町にチェックイン
ホテルに入るとリズミカルなミュージックが大音量で流れていて、ここは本当にマリオットか?と疑うほどノリノリの音楽が私たちを出迎えてくれます。

早速チェックインに向かうとTシャツ姿でタトゥーが入ったちょっと怖そうなスタッフの方が対応をしてくれたのですが、人は見た目で判断しちゃいかん!の言葉通り、とても親切な方でした。
チェックイン時にはウェルカムドリンクが提供され、アルコールドリンクかノンアルコールかを選択できます。ノンアルコールお願いして待っていると次は「イカツイ坊主頭」の方が凄く丁寧に挨拶に来てくれました。
その方が見た目に反してめちゃくちゃいい人で、なんとホテル内を案内してくれました。ww
フロント&リビング(ロビー)
このホテルの特徴は共有スペースです!
「好きな時に好きなだけこの共有スペースで過ごして下さい!!」と見た目はイカツイ坊主の優しい副支配人さんが目をキラキラしながら私に説明してくれました。
ホテルのデザインは「インダストリアル」工業系・機械を使ったインテリアが多く、倉庫をイメージした内装となっているようです。

マリオットの高級なイメージとは正反対の超~ラフなスタイルです。

この共有スペースはブロック分けされており、沢山のソファーやテーブルが至る所に配置されており自由に利用する事ができます。

ジェンガやワニワニパニックで遊びながら食事やお酒を楽しむ事ができます。お子様がいくら騒いでも怒られることはありません。


この絵は地元大阪のアーティストの方が手掛けたようです。


バーカウンターもありスタッフの方や見知らぬ人同士、仲良くなってお酒を楽しむ!なんて事もできます。
このバーは宿泊者以外の人も利用できますので体験したい方は遊びに行くこともできます。

好きな飲み物・食べ物を購入し、好きな場所で好きな時に24時間飲食する事ができる。この共有スペース・スタイルこそがこのホテルの一番の魅力だと思います。
オフ会(2次会)などでも使っても面白いかもしれませんね。

ちなみにフロントはバーの隣に併用されている斬新なスタイルです。
モクシー大阪本町の部屋とアメニティなど
倉庫をモチーフにしているだけあって、雰囲気はとても倉庫っぽい感じです。

なんか面白くなってきました。
部屋はこんな感じです↓

ベッドだけは良いものを使ってると思われます。あとは・・・。

椅子が一つだけポツーンと置いてあります。
テーブルは?どこだ!?

テーブルはここにあります↑

アメニティ・・・。これだけです。


お風呂はバスタブなしのシャワーのみと日本には珍しいスタイルですが、無理やり詰め込んだ狭いユニットバスよりこちらの方が数倍マシな気がします。シャワーの勢いもバッチリで意外とこのバスルームはイケてますよ。私は気に入りました。
ちなみにスリッパも寝巻きもこのホテルにはありませんので、持参するようにして下さいね。
クローゼットも無く壁掛けハンガーのみです。綺麗なビジネスホテルだと思って下さい。
あと冷蔵庫も今探したら見当たりませんでした・・・。笑
【部屋に無いものリスト】
・冷蔵庫・寝巻き・スリッパ・ポット・ティーセット
モクシー大阪本町のマリオットエリートメンバー特典
マリオットエリートメンバー特典はほとんどありません・・・。アップグレードは一応ありましたが少しだけ部屋が広くなるだけで設備等は何も変わらないと思います。景観はビルに挟まれているのでありません。
ゴールドメンバー
・部屋のアップグレード
※部屋のカテゴリーが少なくてアップグレードされたのか分からないと思います。
・レイトチェックアウト
以上
プラチナメンバー
・部屋のアップグレード
・レイトチェックアウト
・アルコールチケット又は200マリオットポイントのどちらか選択
・スナック菓子
朝食やバーでの飲食は全て有料となります。そもそもホテルのコンセプトが違うのでリワードメンバーをタケーゲットにしていないんだと思います。おもてなしではなく、自分達で楽しんでね〜!といった感じでしょうか。この点は期待していただけに少し残念です。
モクシー大阪本町へのアクセスと周辺情報
住所:大阪府大阪市中央区瓦町2-2-9
TEL:06-6204-5200
最寄り駅:堺筋本町駅(大阪地下鉄 堺筋線・中央線)から徒歩6分
その他駅:本町駅(大阪地下鉄 御堂筋線)から徒歩9分
最寄り駅は堺筋本町ですが御堂筋線「本町駅」からでも距離はあまり変わりません。


大阪(梅田)と難波(みなみ)との中間地点にモクシー大阪本町はありますので観光するにはちょうどいい場所なのかもしれません。
大阪城公園までは地図で見ると近いですが徒歩で約30分ぐらいはかかりますが近くにレンタルサイクルなどもありますのでチャリンコで大阪の街を駆け巡りながらの観光なども良いのではないでしょうか。
観光スポットまでの要所時間
大阪城:徒歩30分
ユニバーサルスタジオジャパン:徒歩&電車で40分(本町or堺筋本町駅)
心斎橋駅(本町駅から1駅):徒歩10分+道頓堀:徒歩10分(ホテルから20分)
難波(なんば)駅(本町駅から2駅):徒歩30分(ホテルから)
大阪駅(本町駅から2駅):徒歩30分
駐車場情報と料金
モクシー大阪本町ホテルには駐車場は無く、提携駐車場もありませんが近くにコインパーキングが沢山あります。ホテルはオフィス街のど真ん中にありますので昼間の駐車料金は高いですが夜間料金(20時以降)は、かなり安い駐車場もありますのでお車での宿泊も早い時間でなければ問題ありません。


チェックインとチェックアウト時間や料金・電子マネー
チェックインは15:00から受付開始となります。チェックアウトは12:00までと、わりとゆっくり滞在できますので午前中に軽く観光してからチェックアウトなんて事も可能となります。
マリオットエリート特典のレイトチェックアウトは空室状況にもよりますが、16時までは可能のようです。
料金は、平日ですと全込み15000円が最安値です。2人でも1人でも料金に変動がない点はポイントが高いと思います。連れ込みOKです!w
休日ですと2万円を超えるので正直、クォリティーを考えたらコスパが悪いですが、大阪のホテル事情を考えると仕方ないかもしれません。
決済はクレジットカードの他に電子マネーが使える点は少しテンションが上がりました!ホテルでは珍しいので試しに使ってやりました。

まとめ
日本では中々ない珍しいスタイルのホテルでした。いつもマリオットブランドでおもてなしを受けてある方は少しショックを受けるかもしれませんので心の準備をしておいて下さい。エリート特典もほぼありませんのでご注意を。
お酒や音楽好きでワイワイする事が好きな方にとっては、とても楽しいホテルなんだと思います。
若者向けにしては金額が高めなので、どちらかというと海外の方向けのホテルなのかもしれません。
好き嫌いがハッキリ分かれるホテルだと思いますが、味のある新しいホテルなので皆様も一度、モクシー体験をしてみてはいかがでしょうか。